エリザベート初日。大感激の東京初日。⑴
日々に追われているうちにもう11月。
なんと早いことかしら。
エリザベート、東京初日を運良く観劇できました。
10列あたりのセンター席で非常に見やすく全体を堪能。
私が宝塚ファンになってからのエリザ上演は
月組(あさこトート)
花組(みりおトート)
宙組(まぁトート)
(東宝バージョンは井上トートと武田トートをみたことあり)
の3組です。
私は、今回の月組エリザが一番好みでした!!!!!
というか!めちゃくちゃ今更ながらですけども、、、
ことに今更気づきました。気付かされました。
さらにさらに、物語そのものが個性爆発なので、やりすぎず自然な感じでやるとすごく見やすくなることに気づきました。
だから、すっごく月組にあってた。みんなうまいんだもん。自然で。
あと何回みようか迷ってたけど、手持ちチケットはすべていくことにしました。
見終わったあとあったかい気持ちになるエリザベート、、すっごく良い。
ちゃぴ、愛されてるなぁ。
以下キャスト感想
・たまきちトート
包容力トート!!!
いいじゃんいいじゃん〜〜全然いいじゃん〜〜〜
音程がフラフラするのは今に始まったことじゃないし、声量もあるし優しさにじみでてて、ああいうトートがいたっていいじゃん。黄泉の世界のトート様なんだから、凡人には理解できないトートがいたっていいじゃん。
背格好が大きいのがすごく良いですし、あたたかな眼差しにじんわり包まれました。
トートがすべてを操ってる感じは一切なかったけど。。。でもエリザベートが主役だから。エリザベートの物語のスパイス的な感じで?
台風で休演、みやるりの休演、そしてちゃぴの退団などいろいろある中で
どんと真ん中になってがんばってくれてると思います。
・ちゃぴシシィ
ちゃぴの第一声の詩の朗読から、なんかもう わっ!! シシィだ!!
みたいな気持ちになって、一気に引き込まれた感じだなぁ。
だいたいのヅカファンは、エリザベートのセリフ、歌とか、ほとんど分かってますよね?!
きっとみんなそれぞれに自分の中に「理想のシシィ」像をもってると思うのです。
今回は、そのシシィ像を良い感じにうちやぶってくれたかな?と思いました。
シシィのレベルを絶対あげたと思う。
ほんっと幼くて元気はつらつなかわいいシシィ、素晴らしく良かった。
ママにもパパにも愛されて、多分お姉ちゃんや弟妹とも仲良しで。
天真爛漫なシシィ、、、
パッとその場が華やいで明るくなるような魅力があるシシィ。
フランツが一目惚れするのもよくわかる!!と思わせる出来でした。
私だけに、くらいまで本当にちゃぴの魅力爆発で目が離せなかった。
そのあとは、苦悩の日々なので、なんかあんまり個性が出づらいきがするんですが(苦悩してるところの芝居ってみかたが難しい。私だけでしょうか)
ハンガリーに行ってドレスをパッと開くシーンで、
ちゃぴが涙ぐんでフランツと目を合わせてて(良かった、、って思ってるみたいな)
なんか、もはやこのままフランツと仲良くできるのでは?
と思いました。こんな風に思うのも、ちゃぴの持つ魅力のなせる技かなぁ。
とにかく、退団する前に絶対エリザやりたい!!と思うのは娘役の常みたいですけど、ちゃぴシシィはそれを抜きにしても本当良いものをみせてもらったと思います。
個人的には、ジュリエット、テスのほうが好きです。多いか!